某病院 ALC外壁塗り替え工事~

今回は病院のALCの外壁塗り替えです。患者さんも出入りしますので、入り口前などは特に注意が必要な現場です。

ALCの目地シ-ルが痛んで微細なクラックを発しているので、まず微弾性フィラーを薄付けしてクラックを埋めます。

そして塗膜が軟らかい水性のトップコートで仕上げることにしました。新設のALCブロックの場合、下塗りに弾性塗料を

塗ると膨れの原因になるため注意しましょう。今回は塗り替えなので心配ありません。

これがその建物です。外壁の面積は250平米位で

大きめです。足場のない施工前写真がありません

でした。すいません。

まずボロボロになってた軒天をあたらしく貼り

そこに同じ模様のリシンを吹きます。

写真はパテでビスの穴を埋めました。

シーラーを塗ります。リシンは必ず下塗りをしないと

密着が弱いのです。

次にリシンを吹きます。当社のリシンガンは

吹き出しノズルが上下自在に動くものなので

軒天のリシンも楽に吹くことができます。

既存の色と合わせトップを塗って完了。

トップは溶剤のヒスイを調色して使いました。

スチール製の破風も塗ります。ケレン後サビ止めを

塗りました。色はグレーです。

上塗りのグラファイトを2回塗りして仕上げました。

グラファイトという塗料はメタリック塗料なので

銀粉が重力で落ちてきてダレやすいのです。

そのため極力薄く2回塗ります。

次は外壁です。下塗りの微弾性フィラーを塗ります。

目地のクラックには刷毛で厚塗りしてクラックを

埋めていきます。

これで下塗りが完了しました。

次に上塗りを進めていきます。刷毛とローラーに

分かれて段取りよく作業していきます。上塗りの色

は白です。白は透けやすいので塗り残しがないよう

に2回塗りします。

外壁の塗りが全て終わったのでその他役物を

進めていきます。

他に塀も塗ることになりました。老朽化が進んでいて

浮いた箇所を削ると欠損してきたので全面サンダー

ケレンをします。

旧塗膜のリシンをすべて剥がし、浮いた箇所は

ハンマーで叩いて脆弱な部分を落とします。

厚さ20ミリ程度のクレーターがたくさんできたので

全面をモルタルで補修してからの塗装になります。

1回しごいただけでは平らにならないでクレーターの

箇所を最初に埋めてから全面をしごきました。

写真は下地処理完了後。

シーラーを塗り単層弾性でマスチックパターンを

つけました。これも2回塗り仕上げをしました。

養生を剥がし完了。外壁と同じ色で仕上げます。

塗る予定ではなかったが、分電板がかなり傷んで

いたので、周りがきれいになっては目立つということで

同じ色で塗りました。

これですべての塗装工事が完了しました。
足場を解体し、施工完了です。

 

仕様書

破風

サビ止め:エピライトマイルド(トウペ)

上塗り:グラファイトA6(関ペ)

ルーフドレン

下塗り:リフノン〈スズカファイン)

上塗り:ニューウレタン優(トウペ)

外壁

下塗り:ホルダーZGⅡ(関ペ)

上塗り:ビュートップウレタン(キクスイ)

軒天

下塗り:ミラクシーラー(エスケー化研)

主剤吹き:コートリシン(キクスイ)

上塗り:ヒスイ(トウペ)

補修材:カチオンタイト(ヤブハラ産業)

下塗り:ミラクシーラー(エスケー化研)

上塗り:クイックドライR(キクスイ)