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コンクリートの腐食について

結城 伸太郎

いつもありがとうございます。1級建築施工管理技士の伸太郎です。只今ビルの改修工事を行っています。

鉄筋コンクリートのビルは耐久性はとても良いです。 しかしいくらコンクリートと言えども、空気や水と触れ合う事で酸化したり劣化したりするものです。

特に鉄筋コンクリートは、内部の鉄筋が痛み出すと劣化の速度は一気に加速します。

この写真は、内部の鉄筋が痛み出す様子です。

鉄筋は新築時には、コンクリートのアルカリ性によって被膜します。これを不動態皮膜と言います。

この不動態被膜によって鉄筋の腐食は守られますが、外壁のクラックなどから浸入した雨水や空気によって少しづつ少しづつ鉄筋が酸化していきます。 錆により膨張した鉄筋がコンクリートごと突き破ってくるのが、上記のような躯体欠損へ繋がります。

こうなると腐食はさらに進み、構造の骨組みである鉄筋をあちこち腐食させ、コンクリートの強度を落とすことになるのです。鉄筋コンクリートのビルやマンションは耐久性は良いのですが、その耐久性をいかんなく発揮するために、メンテナンスを続けていく必要があります。

この建物も本来ならば全改修が必要なのかもしれませんが、とりあえずまずは核である屋上の防水工事が優先であると判断しました。この防水工事を終えた後に、外壁の欠損部の部分補修を行います。まずここまでやればこれ以上の劣化速度は落ちるであろうという判断です。

何でもかんでもお金かけて全改修を勧めなくても、「まずはここまで」「予算の範囲で優先を絞って」提案するのもプロの仕事であると思います。

屋上防水施工前

施工後。タカヒロ、バッチリだね!

こちらではアパートの塗装工事を進めています。

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