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屋根塗装 の工程

主な塗装工程 屋根塗装

まず始めに屋根の笠木をチェックします。笠木とは屋根の棟(むね)のことです。

こちらの屋根のように切妻(きりづま)と呼ばれる屋根の形状には大抵付いております。
高圧洗浄をする場合最初に点検すべきポイントです。

↑写真のように笠木は雪の重みや経年劣化で釘が抜けてきます。 古い釘はもらい錆防止として撤去し、そこにシーリングを充填し防水します。すぐとなりに新しい釘を打ち付けます。

全て点検したら高圧洗浄を始めます。

基本的にトタン屋根にはケレンをする為高圧洗浄は必要ないと言われてますが、雪による汚れや鳥の糞などで表面は汚れが溜まっています。

ケレンだけではどうしても綺麗にならない時もあるので、念の為しておきます。

勿論高圧洗浄の際は近所に挨拶回りをします。
高温や水しぶきで迷惑をかけてしまいます。

↑次にケレンを行います。“ケレン”とは錆を落とす作業の事を指します。

まず雪止めアングルを外し、一箇所に集めます。この錆ですとペーパー等でケレンしてもあまり錆は取れません。

今回はサンダーと呼ばれる電動工具を使用しました。刃はワイヤーカップです。

↑サンダーで念入りに錆を除去していきます。 ↑錆除去後のアングル

   ↑目粗し前                                       ↑目粗し後

次に屋根の表面をマジックロンと言う硬いタワシのような道具を手に持ってケレンします。
全面にキズをつけると同時に錆を除去していきます。

←ブロワ清掃中

ケレンをすると埃や錆カスが粉塵します。そこでブロワを用いて風を送り吹き飛ばします。

ほうきで掃くよりもずっと楽で綺麗になります。

ここまでで屋根の下地処理は完了です。
大まかな工程としては“各部点検~高圧洗浄~錆ケレン&全面目粗し~清掃”です。

次はいよいよ塗り工事に入ります。

←錆び止め塗装後(グレー)

今回は上塗り1回仕上げの厚膜型2液シリコン塗料を使います。
ですので錆び止めは耐候性に優れた2液ウレタンの錆び止めを使用しました。


雪止めアングルもしっかり塗ります。

↑錆止めが乾燥したら上塗りです。                           ↑上塗り完了後

今回使用する上塗り塗料は厚膜型なので、ダメ込みを先行してしまうと刷毛とローラーの重なり目が段になってしまい
仕上がりが悪くなる恐れがあります。なので1人二役で進めていきました。

2階が終わると1階の屋根へと移ります。
しかし1階の屋根は外壁を塗る際、屋根の上を歩き回らなければなりません。ですので1階の屋根は錆び止めまで塗って養生します。

ここで一番力が発揮されるのがウレタン錆び止めなのです。別としてエポキシ錆び止めというものを当店もよく使用しますが、
このエポキシ錆び止めは耐候性が悪く、塗装後七日以内に上塗りしなければならいない&紫外線に弱いという特性を持っています。

←ウレタン錆止め施工後(グレー)

ウレタン錆び止めは10日以内に上塗りを塗れば大丈夫なようです。

同時に耐候性もエポキシよりも良いです。

ケレン後のままの進行も悪いし、仕上げてから歩くのも嫌なので、錆び止めまでで止めておくのが最善と考えました。

↑外壁や木部等塗装完了後、1階部分の屋根を仕上げました。仕上げ色はグリーンです。

雪や雨にも負けない強い塗膜が形成されました。

ここまでで屋根の塗装工程は完了です。

雨の予報や夜露の心配がある場合は施工を控えた方が無難です。ちなみに塗装後間もなく雨や夜露にあたると、白化現象という塗膜が

白くかぶる現象が起きます。別名ブラッシングとも呼びます。

また雨等により施工の段取が崩れてしまうことも良くあります。屋根だけの塗装ならば即中止ですが、外壁や軒天を塗る場合は
ビニール養生したり小降りなら軒天の塗装をしたりします。

なんにせよペンキ屋にとって雨や雪は最悪の相性と言えます。無理に塗装してしまうと様々な不具合が生じるので気をつけましょう。

 

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